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<<   作成日時 : 2008/05/12 11:44   >>

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つい先日、ある患者のお話です。彼女の年齢は27歳、ハリウッドで女優を目指していて、でも未だ女優一筋でやるだけの仕事もなく、幾つかの仕事を掛け持ちしていて毎日忙しく、精神的にも多少情緒不安定なところがあって、ストレスに弱く、いつも首や背中に凝りを訴えていて、イライラが多く、頭痛もあります。実は彼女は一ヶ月程前、僕のクリニックにトイレを借りにきました。帰り際に鍼って効く?と聞くのでその時僕も時間があったからちょっと試しにやってみる?と言うと彼女は不安げながらもベッドに横になりました。触診してみると首が大変固くて押すと痛みを訴えます。なるべく痛みを感じない様に細い鍼で数分治療すると首はかなり楽になりました。それから彼女は鍼が気に入って毎週来ます。

その彼女が一週間のストレスを溜めて先週の金曜日に来院しました。見るからにストレスフルな毎日を生き抜いている顔つきで、いきなり僕に会うなり仕事の愚痴を機関銃の様に言い始めました。僕は基本的に患者の愚痴はストレスデトックス(解毒)の一つだと思っているのでじっと真剣に聞いていると、これ又いきなり泣き始めました。涙ぽろぽろでなくてある意味、号泣でした。他の患者さんがいなかったから良かったけど….びっくりしました。その間20分ぐらいだったけど患者は来た時イライラと頭痛を訴えていたにもかかわらず、泣き終わるとすっきりして治療を受け、生まれ変わった様に生き生きとして帰っていきました。

泣いた後、胸のつかえが取れた様に気分がさっぱりするのはストレスホルモンが減少するからだと言われます。感動する映画を見て泣いた後も血液中のコルチゾールやATCH(副腎皮質刺激ホルモン)等のストレスホルモンが少なくなるようです。特に号泣した後は脳の血流が上がり、スッキリ爽快のアルファ波が多く出るという科学的なデータもあります。これは泣いた後フッと落ち着くリラックス効果に繋がる事だと言えましょう。今迄、笑う事は免疫力の高まる免疫細胞NK(ナチュラルキラー)細胞の活性が高まり、脳内モルヒネとも言われるベータエンドルフィンが出て副交感神経が優位になり、血圧や心拍数が落ち着いて胃腸の働きも活発になり….と、笑う事は健康に良いとされてきましたが泣く事もどうやらかなり良い影響がある様です。一番良くないのは泣きたい時に我慢して溜める事らしいです。泣きたい時はおもいっきり号泣して、笑いたいときはおなかを抱えておもいっきり爆笑するのが健康の極意かも知れません。今回は僕の治療なんかよりも、泣くという感情が体に与える影響の大きさを見せつけられたお話でした。

あと数日で日本です。セミナーはおかげさまで定員オーバーらしいです。今回も話少なめにその分いっぱい動いて実技中心の講義にしようと思っています。そして終わった後は懇親会で一緒に飲もう!楽しみだね!

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