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zoom RSS 世界鍼灸事情(後編)

<<   作成日時 : 2015/10/24 06:44   >>

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前回に引き続きMitsさんからの世界に鍼灸事情レポートです。
前篇を読んでない方はそちらからどうぞ!

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カナダの場合

カナダは国の定めた鍼灸の法律はありません。州によって資格が認められていますので、基本的に日本の鍼灸資格のみでは働くことは出来ません。鍼灸の資格がまだない州ではもしかしたら鍼灸師として働けるかもしれませんが、カナダは医療が無料なため、保険適応されない鍼灸を受けてもらうには技術面であったり、広告の仕方であったり何かしらの強みが必要となってくるかと思います。
カナダの全13州のうち、ケベック、アルバータ、ブリティッシュコロンビアの3州では鍼が法制化されています。首都オタワのあるオンタリオ州でも法制化の審議が行われているので近い将来働くには資格が必要となるでしょう。カナダでは医師、理学療法士、マッサージ師等の医療資格保持者が鍼灸治療を行っています。
カナダで鍼灸師として働くには資格の取得と滞在のためのビザの取得が必要になります。

スペインの場合

スペインで鍼灸の資格は法制化されていません。なので誰でも鍼灸治療を出来る状態にあると言えます。他の数多くの法制化されてない国同様に知識や技術レベルの統一化がされていないので法制化に向けての論争が繰り広げられており、医師と歯科医のみに鍼灸を限定するべきと主張する医師たちと鍼灸は鍼灸師が行うべきと主張する人たちがおり、法制化にはまだまだ時間がかかりそうなのが現状です。スペインの首都マドリードに限った話で言えば、マドリード公立医師学校で医師と歯科医を対象に鍼灸を教えています。この公立学校はマドリード自治州のすべての医師に登録を義務付け研修を行っています。日本人鍼灸師としてスペインで活躍している人もいますので、ビザの問題さえクリアできれば鍼灸 師として働くことは出来ると思います。

ポルトガルの場合

ポルトガルもスペインと同様に鍼灸の法制化がされていません。ポルトガル人の鍼灸師は資格を取りに中国まで勉強しに行きます。船ではポルトガル人鍼灸師が働いていますが、彼らはみな中国で勉強したと言っていました。ポルトガルでは日本の柔整の資格での開業が認められていますし、日本の鍼灸の資格で働くことが出来ると思います。問題はビザですね。どこの国へ行こうと同じ問題に直面しますが、どうやってその国に滞在して働けるビザを得るかというのがポルトガルでは一番の問題になるかと思います。

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オランダの場合

オランダでは、日本人の自由就業化が2015年に認められました。詳しくは自分で調べてもらいたいのですが、第2次大戦終戦前後の時期で、日本とオランダの間で両国の国民は両国で同じ権利が認められるという条約を結んでおり、その有効性が今年裁判によりまだ継続していることが認められました。なので、オランダでは自由に働くことが出来ます。鍼灸師も同じく認められるので、今後オランダに渡る日本人鍼灸師が増えてくることが考えられます。行きやすさで考えれば日本人からしたら現状オランダが一番簡単かと思います。ただ、オランダの鍼灸事情についてはよくわからないので一度調べてみると良いかと思います。

未確認の情報ではありますが、メキシコでは日本の鍼灸の資格が認められていたり、ブラジルでは中国の中医師の資格が認められているなど、国によっていろいろと状況が違いますので、もしどこか住んで働いてみたい国があるのであれば一度大使館に問い合わせてみるのが良いかと思います。

また、国際中医師という資格が中国政府から出されており、日本でも3年以上の鍼灸師として働いている実績があれば試験を受けられるそうです。この資格を取ったからといってどこかの国の資格が得られるわけではありませんが、海外で働く上で有利になる可能性はあります。ただ、中医師の資格なので鍼灸以外に漢方の勉強も必要だということを忘れずに頭に置いておいてください。

鍼灸の法制化がされている国の数はまだまだ全体から見れば少ないです。逆に言えば日本国外には大きな可能性があります。日本以外の国では中医学をベースにしている国がほとんどですので、日本鍼灸の可能性は未知数です。強刺激が主流である中医学に比べ刺激が少ない日本鍼灸は外国人受けが良いように船では感じます。日本国内での可能性もまだまだ残されていますが、鍼灸学校、鍼灸師の数が以前に比べ多量に増えている現状から考えても海外進出をして日本鍼灸で勝負をしていく道はとても魅力的なもののように思います。

多くの日本人が言葉の壁を感じ、わざわざ住みやすい日本を離れるメリットをあまり感じない事は百も承知ですが、海外に出て外の世界を見ている立場からすると一度海外に出るメリットはとてもたくさんあります。中からでは見えないことがたくさんあります。外から見ることで改めて気づく日本の良さがたくさんあります。もし、自分の現状に不満を感じ、何かを変えたいと思っている鍼灸師の方が居ましたら、海外で働くということを選択肢の一つとして考えてみるのも良いと思います。

一人でも多くの日本人が世界に進出して活躍し、日本の良さを日本鍼灸の良さを世界に広げていければと思います。
微力ながら最前線に立ち、自分自身も日本鍼灸を広める一人となれればという思いを胸に僕はこれからも海外で海の上で挑戦し続けて行きます。
同じ思いを志す仲間が一人でも多く現れてくれることを楽しみにしています。

Mits

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Mitsさん、素晴らしい情報ありがとうございました。

俺はスポーツ医学の世界でアスレティックトレーナー&鍼灸師として活動したかったので留学するときは米国、東西ドイツ、ソ連が候補でした(ちょっと古すぎですが)。
最終的に米国になりましたがこれを読んでみると他国での大きな可能性があることがわかりますね。何処に行っても先ず一番気になるのはきちんとクリニックをやっていけるのか、患者さんが来るのか、そして稼ぐことが出来るのかと色々あります。今のうちに腕に磨きをかけていずれ世界で勝負するのもいいと思います。考えるだけでなく行動を伴えるように、そして何処行っても負けないように技術もしっかりね!

今年最後、そして今回のセミナーは腰を中心に治療法を指導致します。
もっと上手くなると、もっと楽しくなるよ!

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(初めての方も大歓迎です。考えてるだけじゃなく一歩前に進む行動が大事です!)
http://jap023.wix.com/sportsigaku#!/cdhh

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