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zoom RSS うつ病

<<   作成日時 : 2014/05/15 07:08   >>

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このところ今まで忙しくて見れなかった番組、日本の見逃した番組をDVDレンタルして見まくっている。LAには日本のテレビ番組をDVDでレンタルする店があるので日本と同じ番組が数日遅れて見れる。NHKスペシャル 病の起源 うつ病特集を見た。驚くことに世界中で3億5千万人、日本でも100万人以上の人がうつ病に悩まされているらしい。これって凄い数字じゃない?

うつ病の定義は抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠などを特徴とする精神疾患が2週間以上続くことであり、原因は色々あると言われているが今回は解剖学的見地から脳の扁桃体に注目した。

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5億2千年前に魚(人類の祖先)が誕生した。初めて脳を持った生物だ。脳には記憶を司る海馬がある。天敵から襲われたりする恐怖の体験などもここに記憶される。その記憶があるから人も猛獣などの天敵から身を守ることが出来た。370万年前に現れたアウストラロピテクスもサバンナで生きるために扁桃体が活躍し、ストレスホルモンが分泌し、それによって生き延びた。そんな扁桃体だが現代社会ではこれがうつ病に大きく関わっているらしい。

天敵から身を守るために役にたった扁桃体から出るストレスホルモンはこの現代社会では天敵がいない代わりに色々な社会的ストレスが扁桃体を刺激し、ホルモンが過剰分泌されているらしい。また嫌な体験(人からの嫌がらせや差別、嫉妬、格差社会、将来への不安、戦争、病気、不平等性など)やそれを伝える言葉からもこのストレスホルモンは分泌させられる。又このストレスホルモンが始終刺激を受け異常分泌することによって脳の神経細胞がダメージを受けてその結果、脳のある部分が萎縮に繋がりうつ病になるというメカニズムが解明された。アフリカで狩猟を続けて捕獲した獲物は皆で平等に分けて生活している部族にはうつ病は存在しないらしい。結論的に言うと完全平等社会ではうつ病はないらしい。しかし、現代社会に於いて平等を求めることはかなり困難であると言えよう。


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今後、この不平等社会で、また精神的なストレスが増える社会で、うつ病患者も驚くほど増えていくだろう。その殆どの患者さんが薬物投与を治療方法としているが欧米のリサーチでは薬を飲んでいた患者さんたちを2つのグループに分け、片方はそのまま薬物投与を続け、もう片方のグループは薬物投与をやめてみたところこの止めたグループが数週間後に症状が良くなったらしい。別に薬が悪いとは言ってないが薬というのは毒性もあり副作用もあるので治療法に賛否両論というのが現状だ。

このような状況で世界的に漢方薬や鍼灸治療が見直されてきている。一般に多くの人に鍼灸治療は腰が痛いなどのフィジカルに効くものと思われがちだがメンタルにもかなりいい影響を与え精神的疾患にも役立っている。

番組を見た後、早速ストレスホルモンの分泌に影響のあるツボ、扁桃体の働きを制御するツボとかを色々調べてしまった。突飛な行動も目的を持って求め続ければ結果は出なくともその経過で為になる情報や使ってみたいツボも幾つか探すことが出来た。今後どう治療に役立てるかはまだ疑問点も多いがメンタルトリートメントを主に使っている自分には追求したい分野でもある。今までの過去50年が東洋医学のイントロダクションであれば今後はその展開に世界が注目していくことは間違いない。その流れの中で私たちが出来る事はしっかり表現して伝えていきたい。それが治療家として次世代へ継ぐための大事なバトンとなるだろう。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
精神疾患に対する東洋医学的アプローチを自分はしたことがないので、今回このブログを読ませて頂いたのを機に、いろいろ調べて行きたいと思います。
また機会があれば、履正でのセミナーなどにも参加させて頂きます。
たくしん
2014/05/15 08:09
たくしん、これからも機会があればメンタルトリートメントもセミナーでやるので是非参加して下さい。
筋肉系それから内臓系、最後に一番厄介なのはメンタル系です。しかし、逆にそのメンタルを制すればフィジカルは自ずと見えてくるような気がします。そして全ては繋がっています。一緒に学べること楽しみにしています。
take
2014/05/15 09:15
ほんと、うつ病・不安症などのメンタル疾患の患者さんが多いですね。
そのほとんどの方は薬漬け(1年以上同じ薬を飲み続けてる)にされてて症状も変化なしってのが現状です。

その様な患者さんを治療して症状が軽減し、
「眠剤飲まなくても寝れるようになりました」
とか言ってもらえると嬉しい限りです!

また新しいツボあったら御教授お願いします!!
Junichi
2014/05/15 09:26
うつ病やメンタル面とスポーツは深く関係しているんだと改めて実感しました!
この夏、たくさん吸収して自分のできることをがむしゃらに楽しんでやります!よろしくお願いします!
Maki Otsuka
2014/05/15 11:57
ご無沙汰しております。

現在うつ病の患者さんを担当していて、Takeさんのセミナーで教わった精神科疾患のアプローチをしています。
とても順調に回復しており、私も患者さんもびっくりするほどです!
ここ数年はタイミングが合わず、セミナーに参加できていませんが、また精神科疾患のテーマがあれば受講したいです。
Kinoshita Asami
2014/05/15 15:27
武先生お久しぶりです!

うつ病は甘えとか気持ちが弱いからなる!とかいう人をよく見ます。
でも、脳の解剖学的や生理学的に見てみると複雑な症状なんだと思いました。

脳の病気とかの勉強はなかなかしないので、とても興味がわきました!
よういち
2014/05/15 16:16
根性や忍耐ではコントロールできないこともある事を身をもって感じていたのですが、やはりカラダは正直で上手くできているのですね!
少しでも、不調のサインに気づいて来院された患者さまのお手伝いが出来るよう、勉強します。
また、パワフルになった先生のセミナー、楽しみにしています!!
mayu
2014/05/18 23:32
Junichi, 薬漬けの人は特に腎系の火穴に反応が出にくい。そんな時は大敦でまず薬の解毒をしてから基本治療に入ると効果も出やすくなります。是非使ってみてください。
take
2014/05/20 01:53
Maki, 解剖学も目的持って学ぶと面白いよ。しっかり学んでしっかり自分のものにしてください。この夏の経験がMakiを大きく形成するものと信じています。
take
2014/05/20 02:45
Asami, 秋のセミナーでまた会えたらいいね。毎回色々なパワフルな技を紹介しています。前よりかなり進化してきてるし、次回楽しみにしてて下さいね。Asamiのことはfacebookでよく見てますよ。頑張ってね!
take
2014/05/20 02:47
よういち、久しぶり!
メンタルって気持ちが弱いとか気合とかそういうのはあんまり関係ないと思うよ。俺達はそういうのを理解して接しないとね。メンタルとフィジカルは離せないものなので両方しっかりケアしてあげよう!
take
2014/05/20 02:51
Mayu, 特に問診時に患者さんの反応、受け答え方、主訴の話し方などからも患者さんの精神の状態がわかります。(偽っている時もたまにはあります)みんながみんな心の問題を話すかというとそうでもないのでクリニックに患者さんが入ってきて挨拶する時から問診は始まっているということを頭に入れてしっかり患者さんを診て治療に入れるようにしよう。
take
2014/05/20 02:55

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