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<<   作成日時 : 2014/02/02 02:39   >>

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先日、プロフェッショナル仕事の流儀でイチローの4000本安打達成の特集番組を見た。イチローのインタビューの中で印象的だったのは4000本安打を打つということはその裏で彼が3割打者としてその2倍以上(8000打席以上)の失敗、苦しい思いをしているということだった。

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彼ほどのスーパーアスリートになると輝かしい記録や活躍にスポットを浴びやすくなるがイチローはポジティブに活動する反面しっかりネガティブな面もカバーし調整し、そして本番ではそれを逆転の発想でいい結果に結びつけている。

一番心に残った言葉が“失敗と屈辱を体に刻み込む”という言葉だった。

人に褒められたり、お礼を言われたりするのは確かに嬉しい。俺達の仕事でもアスリートや患者さんから喜びや感謝の言葉を頂くのは一日の疲れが吹き飛ぶほどの感動を伴うこともある。しかし反対にうまく治せなかったり、他の部位は良くしても主訴にまだ不満があったり、時間との戦いの中最後諦めて患者さんを返してしまったり、また全く納得行かない治療であったり、、、その時の嫌な思い、残念な思い、悔しい思いはいったいどこに行ってしまうのか。彼は失敗の中にこそ成功への鍵が隠されていると言う。ただ感情的に悩んで落ち込んでいるだけでは時間の無駄と精神的な健康に良くない。俺達は果たして本当に失敗を体に刻み込んでいるのか。

治療は限られた時間内で結果を出さなければならない。また治療する方とされる方の意識の違いから納得の行く治療のレベル(結果)も違ってくる。特にアスリートは今直ぐにでも治して欲しいと思っている。それを期待して治療に来てこちらが応えられないとそれは即失敗にはならないものの心残りの治療として、納得の行かない治療として、、、自分の中での負の記憶に刻まれる。俺達みんながしょっちゅう経験していることだ。体に刻みこむということはその屈辱を二度と繰り返さないように自分の体に覚え込ませることだ。ただ単に言い聞かせる(落ち込んで自分を虐める)のでは意味が無い。本気で同じ失敗を繰り返さないようにするには反省や修正、そしてその為の練習(練度をあげる習い)も必要となってくる。口で言うのは容易いが実行となると殆どの人が自分自身に泣き寝入りしている。見て見ぬふりをしている。半ば諦めて、結局は自分を騙しているわけだ。

イチローが最後に言っていた。“遥かな理想への道に近道はない”と。
たとえ遠回りしても後で思い返すとその遠回りこそが自己を大きく形成し、失敗を克服した経験、実績になる。有名な話だが彼はいつも試合前に決められた時間に決められた同じルーティーンをずっと何年もこなしている。コンスタント=不変性とは、常に変わらないということ。それは簡単なようで実は限りない力技なのかも知れない。その不変性を保ちながらも彼は常に変化してきている。最終的な形はないと言い切っていた。要するにコンスタントに進化しているということだ。

治療にも同じことが言える。今までみんなと勉強してきた手技やツボも変化している。以前言ってたこと(やってたこと)と今していることは微妙に変化している。進化しているのだろうか。今日の技量を明日乗り越えるのが本物のプロフェッショナルだとすれば過去の記録や栄光よりも常に前(未来)を見ているイチローからは分野は違っていても多くを学ばされる。

全然上手く治せないで、落ち込んで、試行錯誤して、練習して、又失敗して、悩んで、でも又挑戦して、そうして時間と経験を重ねてだんだんゆっくりとだが技も成長していく。出来るようになって初めて人に教えられ、教えることによってこちらも又学ぶ。今思うと最初はな〜んも出来なかったよなぁ。俺の治療は常に失敗と屈辱にまみれていた様に思う。悔しくて、苦しくて、その連続だった。今も昔もそう変わりはない。

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昨年は忙しかったので自分を振り返る機会も少なかったように思う。今、シーズンオフで充電期間である。溜まっていた文献や調べ物、新しい本なども落ち着いて読める環境にあってイチローの言葉は画面から自分に直接言われているような錯覚を覚える。刻まれた屈辱を掘り起こし、どんな疾患にも対応できるプロフェッショナルな自分を確立しなければならない。登れば昇るほど難解な症状にもぶち当たる。失敗に目をつぶってはならない。その失敗というチャンスをしっかり掴まなければ理想には近づけない。(ううぅ、泣 わかってるんよ、でも体が動かんのよぉ、いつも楽な方に傾いてしまう自分、、、今年は何とかせねば)

もう2月だね。少し遅いが今年の目標今決めたっ!大したことないけど“納得のいく治療”に少しでも近づきたい。納得いかんかったら、いくような調整や対処を自分から逃げないで素直に出来るような、そんな気持ちで毎回治療に挑みたい。失敗して落ち込んだって構わねぇ。それを糧にしてやる。最後になって裏切るのはいつも自分だった。今年はその弱い自分に真っ向からガチで勝負を挑む年。

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落ち込むことって才能だよね。

落ち込まない人はそれでいいと思っているから、

決して今より上にはいけない。

才能があるから落ち込むんでしょ。

竹中直人

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
悔しい思いをたくさんしたからこそ、悲しい思いをたくさんしたからこそ人はさらなる高みに登れるのだと僕は思います。
失敗や屈辱から学び、それを力に変えてさらにがんばる、同じ過ちを繰り返さない、自分から逃げない、苦しい道から逃げない。
高いレベルで出来ている人ほど、それを当たり前に出来ていると僕は思います。

1つの成功の裏には、十の、百の失敗があるかもしれない。
1つの成功の裏には、千の、万の屈辱があるかもしれない。

さらなる高みを目指すという事は、よりたくさんの悔しい事、苦しい事が待っていてそれを乗り越えなければならないんだと思います。


船で働き始めて2ヶ月が経ち、良い結果が出たことも苦しい中で予想以上の結果を出せた事もありました。
ですが、まだ一度も自分の理想に達する事は出来ていません。

2ヶ月間ずっと屈辱と悔しい思いにまみれ続けています。
うまく行けば行くほど自分の理想との距離を感じます。

でも、だからこそ2か月前の自分より成長出来ていると感じる事が出来ています。


学生時代にある先生に
若いうちにたくさん苦労をしなさい、
そうすれば将来経験するであろう大変な事もきっと乗り越えて行けるよ。
と言われました。

それから僕はより困難な道を、より苦しい道を選ぶようにしてきました。

おかげで23歳で今の場所まで来れたと思います。
重要なのは決断して実行する事。

有言実行は当たり前。
不言実行こそ僕の理想です。


これからも遥かな理想を目指して、
失敗と屈辱の道を歩んで行こうと思います!

僕の2014年の目標は、
現実から目をそらさない
です。
mitsu
2014/02/02 15:33
自分の壁って高いですよね…
いつも壁の横には平坦で楽な道があって、わかってるけど大半は楽な方を選んでしまう自分がいます。。

患者さんからはYESかNOしか返ってこないから、常にYESが返ってくる自分になれるように今年は色々挑戦します!NOも糧にします!

いつも俺の高い壁の上にはtake先生がいます…笑
いつかたどり着いて見せます!
masa
2014/02/02 20:43
タケさんに初めて会ったのが19才、今年で34になります(笑)
場数は踏んでるけど年々仕事は難しくなるもんですね!
毎年、苦しかったりしんどかったりすると辞めてやるって思うのに結局やりたくて(笑)
チームトレーナーをしてる以上、今年こそは優勝チームのトレーナーになります!
またお会い出来たら嬉しいです!
ようすけ
2014/02/03 14:19
みつ、まぁ、気負わないで頑張れよ!先は長いぜ。
日本では不言実行のほうがいいけど、海外では有言実行。知らない間にしっかりやってる奴より、やる前に前宣伝半端じゃなく言ったことしっかり実行して証明しているヤツのほうがあいつ信頼できるよなってことで社会的評価は高い。所変われば評価変わるだな。日本の暗黙の了解とかは同じ日本人にはいいけど、世界では誤解されることが多い。今日、東アジアの国が世界で日本のことを色々言ってるようだがそれに対する政府の対応(と世界の反応)などもこの誤解にも起因しているのかもね。俺は日本にいる時から有言実行。言ったからにはやらなければと自分にプレッシャーもかかるし、結果だけでなく最初から経過も見てもらえるのでね。
今年は自分から逃げないで頑張りまっす。
take
2014/02/04 08:01
Masa, 頑張ってるか?
俺はお前さんの発展途上の通過点であって目標とするてっぺんじゃないよ。もっと高みを目指してそこにたどり着いて下さいよ!
ただ俺も日々進化しているんでそう簡単にはたどり着けんぞぉ
take
2014/02/04 08:05
優勝を目指すチームの一員として選手をサポートするのがいいんだよなぁ。俺もたまにチームスポーツをmissするよ。
みんなで優勝してその後みんなでBarに繰り出してみんなして大ヨッパライするのも最高に楽しい!またいつかやりたいね。
take
2014/02/04 08:08

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