できるスポーツ医学!いきる東洋医学!

アクセスカウンタ

zoom RSS 日米教育相違点から見る実技の必要性について(3)

<<   作成日時 : 2011/11/09 01:18   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 2

画像


インターンシップで学生にとって一番力がつく点は実際の患者さんを通して問診、治療方針の確立、弁証論治、取穴、治療、漢方薬処方と自分1人でやらなくてはならない点だ。これは開業してからの現実の治療そのものです。もちろんサポートや確認の為にスーパーバイザー(教授)が付いているがインターン生は自分の患者さんなので責任感も加え、わからない事は僕らに質問して患者さんの為に一所懸命になる。要するに治療で患者さんの訴えを軽減する為に、又出来れば治癒する為に色々な側面から自分で考え、試し、少なくても前向きな結果を出す様にする。この姿勢が必要となる。

もちろん学生なので至らないところも多い。鍼灸は経験医学といわれ、失敗を克服して成功に結びつく事も少なくない。患者さんを治せなくて、悩んで、学んで、そして又新しい試みをして初めてうまく治療出来る事もある。インターン生は勉強させて頂きますという姿勢で、また患者さんは安くやって頂けるという双方でリスペクトしあうスタンスがある。失敗と言っても僕らスーパーバイザーがいるのでたいした事はない。だからインターン生の失敗は多少の愛嬌ととらえてくれる人も多い。

実際の臨床で失敗したり、治せなかったりすると患者さんはもう戻って来てくれない。だが最初のうちは上手くいかなくて当然だし、何度も自己嫌悪に陥る事がよくある。失敗をそのままにしている治療家は問題外だが、いい治療をする為にどうしたらいいか考えるし(これが大事!)、次回はこうしよう等とあれこれ模索する。このあれこれ考えるのが治療家として成長するのに必要な事だし、又同じ患者さんが来てくれた時に失敗しない様に再び努力出来る点がこのインターンシップの醍醐味ではなかろうか。

これまで日米に於ける鍼灸学校での教育(インターンシップ)制度の違いからくる臨床経験のレベルについて話しました。日本の生徒は免許取得後、いきなり初めて患者さんの治療と向かい合います。米国の生徒は1000時間の臨床インターンを経て卒業し、開業後は直ぐに治療出来る教育体制を持っています。どちらがいいかという議論ではなく、今後、僕たちはどうするべきなのかという事。

日本では法律や行政、その他の法令も含めてインターンシップ制度は難しいかも知れない。でも無理なら無理なりに他のやり方でカバーしていかないと現実に患者さんと向かい合った時、しっかりした治療が出来ないとプロとしての責任が果たせない。次回はこの問題を克服する為の話しをしたいと思います。

鍼灸実技セミナーのお知らせ;
http://www.sportsigaku.jp/center/adv%20seminer%20top.html

画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
海外研修で御世話になった福岡の秋好 健吾です。

学生にとってインターンがどれほど大切かすごくわかりました。

TBカイロプラクティックカレッジ福岡校 ...
2011/11/09 09:23
研修楽しかったね!
又、いつか会える人楽しみに。
頑張ってね。みんなにも宜しく!
take
2011/11/10 04:30

コメントする help

ニックネーム
本 文
日米教育相違点から見る実技の必要性について(3) できるスポーツ医学!いきる東洋医学!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる