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zoom RSS 求められる資質と将来の展望

<<   作成日時 : 2008/10/01 08:39   >>

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米国では今、鍼灸師やアスレティックトレーナー等の特殊技能者の資質が見直されつつあります。それは私たち施術者の能力を彼らが的確に判断する様になってきているだけでなく、 患者や選手の私たちに対する要望も、以前と比べて確実に変化してきると言う事かも知れません。簡単に言えば、僕たちが何を出来るのかという事を患者は明確に知りたがっていると言う事です。そしてそれを資質の判断基準にする様になって来ました。

米国ではアスレティックトレーナーは大学在学中に色々なスポーツチームに学生トレーナーとして従事し、そのスポーツごとの特異性を学びます。例えば、サッカーとアメリカンフットボールは似ているようで違っています。サッカーはゴールキーパーを除いて下半身を主に使います。フットボールの場合はタックルにしてもパスにしてもブロックにしても上半身もかなり使います。そのスポーツ独自の運動性やその違い等をここで言う特異性と言うのであれば、野球一つとっても投手と野手の違いもそれはまたポジションの特異性と言えるでしょう。学生の時に数多くのスポーツを学ぶ事は将来、トレーナーとして活動する際にどんなスポーツでも、又、どんなスポーツ障害に対しても対応出来る知識と技術を学ぶ為でもあるからなのです。これはどういう事かと言うとトレーナーはある意味、どのスポーツでも、どの種目や部位のテーピングでも、そして障害に対しても対処出来るだけの能力が問われるからなのです。

それに対して今米国では鍼灸師の特殊性が注目されつつあります。もちろんどのような疾患や症候に対しても対処出来る事は患者に望まれる事ですがアメリカではスペシャリストが増えて来ています。自分のかつての博士号のクラスメートには婦人科疾患、スポーツ障害、不妊治療、電気治療、漢方薬専門、そして小児治療専門、動物専門の鍼灸師がいました。彼らはクリニックの広告にはその専門分野での活動や、効果等に焦点を当てて、患者もその専門分野ゆえに来院してきます。言うなれば、何でも屋よりも専門家に患者が集まっていると言う事です。何でも治すとうたっている治療家よりも、専門分野を極めている治療家の方がその悩みを持っている患者から頼られ易いという事です。日本でもこの傾向はありますが米国では昔から足専門や頭部専門の医師がいる様に現在の多様化している世の中、逆に細分化された分野の専門家が患者に注目されている訳です。

トレーナーはスポーツチーム(写真/僕のチームは北京では銀メダルでした!)に就いている(雇われている)のでチームにいる選手、個人個人はトレーナーを選ぶ事は出来ません。そして色々なスポーツ障害があるわけですからトレーナーは障害を選ぶ事もできません。
鍼灸師は患者を選ぶと言うよりも自分なりの疾患を選択することが出来ます。それによって患者に多くの鍼灸師の中から自分を選んでもらいます。この構造が米国では年々、浸透して来つつあります。日本でも皮膚科専門、美容専門、そして癌やエイズ等の特殊な疾患専門の治療家がこれから増えてくる事でしょう。日本では今後かなり鍼灸師が増えていく中、自分なりの世界を確立する事がこれからの治療家の目指す方向性なのかも知れません。ちなみに今回の鍼灸セミナーは上肢編です。もちろん今迄の頚部編、腰部編の復習も少し入れながら説明します。肩だけでもしっかり治せたら色々なスポーツ選手の治療に貢献出来るでしょう。
セミナー迄あと、数週間ですね。もう少しで人数いっぱいになるので閉め切る予定ですがもう予約しました? 

又、みんなに会える事、楽しみにしてま〜す。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちわ!秋田はタケさんの苦手な寒い日が増えてきました。。。
専門性〔性別、部位、種目など〕はこれからのトレーナーや鍼灸師には必要というか、持ってた方が仕事が来るというのは現場に居て僕も強く感じます!タケさんのブログを読んでも浅く広く時には深く勉強したいと思いました!
ヨウスケ
2008/10/03 13:09
そうだね。良かったら今度、現場の声や実情等もみんなに教えてあげてよ。学生の人達も読んでるし、外で見てるとわからない事等もコメントで教えてくれたら嬉しいです。ヨウスケ君は遠いので今回もセミナーには来れないけど今度会った時にでも何か質問等あれば個人教授しましょう。頑張ってね!
take
2008/10/04 04:58
是非、お願いします!聞きたい事だらけです!!

僕はまだ教えるなんて出来ないですが学生の時から現場〔子供でも高齢者でも〕に行く機会を増やす事が1番大切だと思ってます。百聞は一見にしかずです!偉そうにすいません。。
ヨウスケ
2008/10/05 21:45
患者のどんなニーズにも答えたいと思っていますが、特定分野の技術・知識を専門的に持つことの必要性をいつも感じています。
セミナー全力でお手伝いします!uekaman@aol.com
PEACH
2008/10/08 00:42
セミナー終わった後で又、みんなで一緒に飲もうよ!
その辺、宴会部長にお願いしていいですか?
食べたり、飲んだりしながら気軽に話せる、質問出来るのが実は僕のセミナーの一番のメリットだと思ってます。
take
2008/10/08 01:59
お久しぶりです!
鍼灸のことは良くわからないっていうのが本音ですが、トレーナーの授業でも度々鍼治療の話題が出たりします。それだけ鍼灸がアメリカにも浸透してきているということですよね。機会があったらトレーナーだけでなく鍼灸についても学びたいと思います。
まずはBOCパスが第一目標ですけどね!
いっこ
2008/10/10 00:10
はじめまして。eastと申します。小松先生の講演とても勉強になります。今月の講演もとても楽しみにしております。ところでひとつご質問があります。先日肩こりに対して先生の講演で教えていただいた方法で治療したところ終了時にはだいぶ楽になったのですが二日後にはまた元にもどってしまいました。二回目の治療も同じようにして終了時は
軽くなったのですが二日か三日したらまた戻ってしまいました。次の治療も同じようにやり今度は硬結に単刺を考えておりますが、どう思いますか?もし何かアドバイスがあれば教えていただきたいのですがよろしくお願いいたします。
east
2008/10/11 01:48
east君の治療の件だけど良くなっているという事はやってる事は間違ってないと思うよ。だけど直ぐに痛みや凝りが戻って来てしまうのは基本治療が欠けているんじゃないかな?
於血や胃、心、肝などの反応を見逃しているのかもしれないね。今度のセミナーはその辺を重視してやろうと思います。効きが今ひとつという人はお楽しみにね!
ちなみに東京のセミナーは定員オーバーで閉め切った様です。兵庫医大に来てくれる人達、申し込みはお早めに!
take
2008/10/11 05:48
師匠、先日はお電話ありがとうございました。New Mexicoから帰ってきて、さあ残りのセメスター頑張るぞという感じです。師匠の、”自分なりの世界を確立する事がこれからの治療家の目指す方向性なのかも知れない。”という考えに自分も同感です。
USAトラックチームではmyofascia releaseに力を注いでいました。
大学院のプログラムでgraston techniqueを教えてくれる教授がいるので、今度授業をとれるよう、お願いに行こうと思っています。
上に行けば行くほど色々な技術や哲学があり、自分がこれから何をspecoalizeするかまだ曖昧です。しかし今は学生トレーナーとして、逆に仕切りを作らず、多くの事を経験していけたらいいと思います。
最後になりましたが、この前電話で少し触れたのですが、最近足首の論文をNATAに応募しました。研究を通し、知識だけではなく、色々なことが学べました。結果はどうなるか分かりませんが、やってよかったとおもいます。もしよろしければ、師匠やジムさんに読んで貰えると嬉しいです。
では、また新しいエントリー楽しみにしています。
あき
Aki
2009/03/22 08:41

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