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zoom RSS 対処療法と源処療法

<<   作成日時 : 2007/12/30 12:05   >>

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対処療法と源処療法はいつも、必ずしもそうではないが西洋医学と東洋医学を比較する時、又、患者に説明する時によく使います。普通、患者が頭痛を訴えて痛み止めの薬を飲んだりするのが西洋医学の対処療法、患者が頭痛を訴えてそれがどの経絡、臓腑からきた症状なのかを診断して根源を治療するのがいわゆる源処療法です。ちなみに源処療法は疾患の元凶を治療するので時間もかかるし対処療法と違っていきなり効果が見られる事は少ないと思います。

西洋医学では悪いところを取り除く、痛みを軽減する時に手術や薬物投与を行います。これは一世紀前には現代医学の奇跡とも言われ、数々の病気、伝染病、そして難病をも治して来ました。これは凄い事です。いわゆる天然痘や結核、コレラ、赤痢等大勢の人々がなす術もなく死んでいった病を治せる様になったのは西洋医学の進歩のおかげです。しかし、その医学も発展途上を過ぎ、殆どの疾患を治療出来る様になった今、人々は逆にその医学を見直す様になって来ました。
過度の抗生物質の使用や薬物投与が与える肝臓や腎臓へのダメージを危惧する人も増えて来ました。抗生物質も何度も同じ物を投与し続けると免疫(菌の抵抗力)が出来て効かなくなる様に他の薬に対しても同じ傾向が出て来始めました。
薬に頼りすぎる事に疑問を感じる医師も増えて来ました。

東洋医学での人の治療を木に例えると病気にかかった木、腐りかけた木、悪い木をただ切り倒すのではなく、なぜ病にかかったのか、その木のみを見るのではなくその木を含めた林、そして森全体を見ます。季節や温度、湿気、天候等それに関わる要因を診断の基としその森の自然治癒力を高める事に焦点を置きます。その結果、森全体が潤い生き生きをなる様にする訳です。僕がいつも患者に言っている事は鍼治療が病を治すのではなく人間誰しも持っている自然治癒力を高めるのがその目的なのです。病気を治すのは人間の気(Qi)です。そのバランスを保ち整えるのが東洋医学なのです。今や医学に東洋も西洋もありません。それぞれに利点があり、良い物は良いのです。その辺を踏まえてお互いの事を知りリスペクト出来る医療従事者になって欲しいと思います。自分に自信を持つのと相手を軽視するのは全く違う事です。僕らもしっかり西洋医学を知り、そして初めて東洋医学の利点を皆に知ってもらいたいものです。よい年末を!


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